官能小説販売サイト 牧場由美 『白衣凌辱の散歩者』
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牧場由美    白衣凌辱の散歩者

目 次
白衣飼育女子寮
人妻盗撮レイプ
新婚妻連続暴行
女教師暴行
ヘアヌードの女
セクハラ肉女
女子寮女装暴行魔
白衣凌辱の散歩者

(C)Yumi Makiba

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   白衣飼育女子寮

  女子トイレを使う男

 高瀬恵子はその日、やっと生理が終わったばかりだった。
 彼女は、女子寮のトイレの鏡の前でスカートをまくりあげてパンストとショーツを直し、化粧の点検をした。
 その時、恵子が入っていた個室の隣から、薄汚れたジーパンを穿いた男がヌーッと出てきたのである。
「あっ……」
 幽霊でも見たように、恵子は思わず声をあげた。
 彼女のいるのは看護婦のための女子寮のはずである。
 女子寮に男がいるはずはない。
 あわててスカートの裾を押さえてトイレを出ようとした彼女の肩を、個室から出てきた男がいきなり乱暴に抱いた。
「新入り看護婦さんかい? この寮に入ったばかりだったら、俺のことを知らないのも無理はないなァ……」
 腐ったような息を彼女の首筋に吐きかけながら男は言った。
 とっさに、彼女は、
(犯される!)
 と思った。
「あ、あなたは誰ですッ? こ、こんなところで何をしているんです?」
 恵子はバージンだった。
 北海道の高校を出てから看護婦を目指して埼玉県にある看護学校で熱心に勉強して、ようやくあこがれの準看護婦になることができたのである。
 ついさっき、神奈川の北のはずれにあるこの看護婦女子寮に入所手続きをすませたばかりであった。
 もちろん何回か、男にキスを許したことはある。
 だが、ペッティングはおろか、勃起した男のものを握ったこともなかった。
「俺か……。俺はここに住んでいるんだ」
 男は恵子の抵抗にあって、素直に腕を離した。
 彼は洗面所で手を洗うと、あくびしながら大股で女子トイレを出ていった。
(看護士さんだろうか……。それにしちゃホームレスのような雰囲気の男だったわ……)
 後に残された恵子はキョトンとしていた。
 女子寮というのは、ムンムンするような女の生理の濃密な匂いが漂っている。与えられた個室に戻ると、恵子はたった今、自分を乱暴に抱き寄せてきた男の感触を思い出しながら畳に横たわった。
 六畳の小さな部屋である。
 カーテンは閉まり、ドアに鍵が掛かっていることを確認してから、彼女はスカートをたくし上げて指先でショーツの上から股間の膨らみを触った。
“ドキドキ”
 という鼓動がまだ体に残っていた。
 彼女は目を閉じて指先を蠕動するように動かした。すると、下半身にうっとりとした陶酔感が走り抜けていく。
「ああ……」
 とかすれた声をあげて、彼女は下半身をくねらせた。
 パンストの上から触っているだけで、彼女のその部分は潤っていることがわかる。
 勃起した男のものが入ってくる瞬間のことを空想して、彼女はショーツのゴムを持ち上げて大切な部分に指を近づけていった。
 中指と人差し指で、クリトリスからワギナの入口近くをくすぐるように触る。
 それだけで微弱な電流のような快感が肉体を走り抜けていった。
 男と再会したのは翌日だった。
 勤務先の病院に挨拶しにいって、その日はそれで仕事がないからといって帰された。
 女子寮が裏手にある木造の病院は、なんだか想像したよりも薄汚かった。金曜日の午後だったが、患者もあまりいそうに見えない。
 寮に帰ってきて、恵子はまた廊下の突き当たりの共同便所に入った。すると、昨日、彼女が入っていた方の個室の扉が開いて、あの男が勃起した赤黒いペニスを肩を動かしながらしごいているのが見えた。
 男の左手にはヌード写真が満載された週刊誌があった。要するに男は寮の女子便所で、女の裸の写真を見ながらオナニーしていたのである。
「なあ、アナルセックスに興味がないか?」
 呆れた顔でオナニーを見ていた恵子に、ふいに男が声をかけてきた。
「えっ?」
「俺よォ、女のあそこには入れたことがあるけど、まだ女のケツ穴にはちん○を入れたことがないんだ」
 真面目ぶった顔で男は呆然としている恵子に話しかけてくる。
 昨日見た時には、四十歳を過ぎているかと思ったが、よく見ると純情そうな表情を残している若い男のようだった。
 年齢は二十六、七歳といったところだろうか。
 二度目だから昨日のようにはときめきを感じなかった。
 恵子はただあきれたように男を見ていただけである。
「あんたは入れさせたことがあるかい?」
「どこに?」
「だからケツ穴だよ」
「ないわよ……」
 恵子は答えた。


 
 
 
 
〜〜『白衣凌辱の散歩者』(牧場由美)〜〜
 
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