官能小説販売サイト 二階堂修一郎 『アナルドール〜美少女妖美小説集〜』
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二階堂修一郎  アナルドール〜美少女妖美小説集〜

目 次
アナルドール
令嬢の好奇心
悪癖少女
母と娘、肛門くらべ
桃色れもん
姉弟オナニー
濡れ手にアワビ
女秘書の淫美なお勤め

(C)Shuichiro Nikaido

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   アナルドール

     小さな花

 養女をもらうことに積極的だったのは、妻の加代子のほうだった。
 中岡勝重は、どっちでもいいというよりむしろ反対のほうだったのだが、加代子は、自分がうまずめであることに少なからずコンプレックスと夫への申しわけのなさを抱いていたのであろう。
 結婚七年目のことだった。中岡は、ある場末の飲み屋の女と親しくなって妊娠させてしまったことがあった。その時は、さいわいにも女のほうからしてくれたのだが、加代子にはバレてしまったのである。どちらかといえば気性の激しい彼女は、烈火の如く怒ったが、それは皮肉にも子供が出来ない原因は自分のほうにあることをあらためてわからせる結果となったのである。
 二十五で結婚して二十年目を迎えようかという時だった。加代子は、突然、養子のことを口走るようになり、中岡もはじめは適当にうなずいていたが、どうやら本気のようだと思いだしたのである。
「子供なんて別にいなくてもいいよ」
「だけど、もし、あんたがポックリいっちゃったら、あたしは独りでどうするのよ」
 中岡にすれば、加代子の関心がその養子にいってしまうのがなんとなく怖いというかいやだったのである。
 ずっと二人だけでやってきていた。中岡は、大きな子供のようなものだったし、加代子は専業主婦だからそれこそ中岡の世話をするだけで生きてきたといえるが、あるいは、その生活に退屈もしてきたのかもしれなかった。
 ダダをこねるようにいってきて、中岡もやむなく承諾したのだった。
 そして彼は、ひとつ条件をだした。どうせなら女の子にしようといったのである。
「あら。あたしは始めっから養女のつもりでいたわよ」
 とっくに目ぼしはつけていたらしく、友人の親戚にちょうどいい子がいるということだった。
「ええっ!? そ、そんなに大きな子なのか」
「あら、十四っていえばまだ子供よ」
「し、しかし……」
 中岡にすれば、てっきり、赤ん坊か、せいぜい二、三歳ぐらいかと思っていたのだ。
「育てる手間がいらなくて助かるじゃない」
「そ、それはそうだが」
「いろいろ事情があって、ちょっとかわいそうな子なのよ」
「大丈夫か?」
「性格はよさそうな子よ。おとなしくって」
「勉強は?」
「ふつうってとこね」
 妻はもうこの時完全に決めていたようだった。中岡は、彼女の性格を知っているのでしぶしぶ受けいれることにしたのだったが、いざ迎えてみると、女の子だけに何やら家のなかにパッと花が咲いたようになったのである。
 子供ひとり加わるだけでこうも明るく家庭らしくなるものかと、中岡は、しみじみと思ったほどであった。
 しかし、その愉しい生活もほんの束の間だった。
 加代子が事故死してしまったのである。
 こんなことがあるだろうか。
 中岡は、しばらくは茫然自失としたままであった。
「お父さん」
「ん?」
「大丈夫?」
「あ、ああ」
 ようやくお父さんと呼ばれることにも慣れてきたところだった。それは加代子も同じで、それを思うと、中岡は、また泣けてくるのであった。

     浴室の少女臭

 果たして、養女がいてよかったのか悪かったのか。
 いつかの、あんたが先にポックリいったら、という加代子の言葉を思いだしながら、中岡は、さてどうしたものかと考えていた。
 養女の名は、里美。その里美がいてくれたから、多少はなぐさめられた。これが独りだったらもっとやりきれなかったろう。
 だが、この先、いったい誰が里美の面倒を見るのだ。
「かといって、いまさらもらったものを返すわけにもいかんしなあ」
 まだまだあどけない里美のかわいいポッチャリとした顔を見ていると、なおさらのことそう思う。
「十四歳か……」
 中学の三年生である。週刊誌などを読んでいると、AV女優などはもうたいていになっている歳頃ともいえる。
 妻がいた時はそうでもなかったが、いざ里美とふたりきりでいると、妙にこのごろ女を感じてしまうのであった。それまでは気にもならなかった何気ない仕草を変になまめかしく感じたりもするのだった。
「娘とはいったって赤の他人だし」
 そして、何より手近にいる女であった。
 中岡は、里美のことを考えた。むろん、養父としてであろうが、好意を持っていることはたしかだ。バカではないようだが、ちょっとぼんやりしていて自分の感情をおもてにださないところがある。
「素直というより、あれはひとに逆らわないようになったんだな」
 きいた話では、生家ではずいぶんしいたげられた生活をおくっていたらしい。もっとも、だからこそ養女にだしたのであり、また本人も中学生にもなってよその家に行く気にもなったのだろう。
 精神の屈折にはふたとおりある。陽のほうだといわゆる非行に走るわけで、陰のほうは無表情、無感情のようになるわけである。いずれにしても、どこかやけっぱちになっているわけであり、うまくもっていきさえすれば、いくらでも股は開くということだろう。
 まして、里美は、その歳にしては、けっこうおとなにこびることを知っているのだ。
「ふっふふ。よし。ひとつやってみるか」
 日が浅いせいで、いくらお父さんなどと呼ばれていても、中岡にはまだ自分の子だという実感は薄い。
 やるならいましかなかった。
「里美っ」
「はあ〜い。なあに、お父さん」
「うん。今日は一緒にお風呂にはいろう」


 
 
 
 
〜〜『アナルドール〜美少女妖美小説集〜』(二階堂修一郎)〜〜
 
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