蘭 光生 淫獣学園(下)
目 次
第七章 淫靡なる再会
第八章 凶刃の標的
第九章 紫君悶絶
第十章 炙られる生贄
第十一章 黒革の救世主
(C)K. Ran
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第七章 淫靡なる再会
1
山田洋と津田峰子による“性戯四十八手シロクロショー”が終わった。
それでも最後には、山田洋がポルノビデオのパターン通りに、峰子の白い腹の上に、たっぷりとミルク色の精液をぶちまけてジ・エンドのピリオドをうった。
さすがにタフな峰子も、プロレスさながらのあらゆる筋肉という筋肉、関節という関節がバラバラになるのではないかとさえ感じていた。その疲労度が逆に快い官能の悦びと解放感につながり、ぐたっと、裸身を大きく開いたままクッションシートの上に横たわったまま、しばらくは身動き一つしなかった。
「ああ、よかったぁ……」
恍惚とした表情の中に、うっとりと目を細めて、いままでの余韻を楽しんでいる一年生の峰子の姿を、やっと恭子を屈服させ、思いきりその胎内に濁液を放出し終えた田鍋秀美は半ば感嘆の気持ちもふくめて眺めていた。
たしかに、その転入生がテクニック抜群だという噂は聞いてはいたが、いま、目の前でその奥義の数々をまざまざと見せつけられ、いままで想像もしなかった変わった体位を見て秀美はいままで信じ、築いてきた自分の自信の城の一郭がくずれていくような思いを受けたのだった。それは、幼いころから、常にボス的存在を維持してきた彼にとっては、はじめて味わう、敗北感めいたものであり、ショックであった。
(この年齢で、一体どこでどうやってこいつは、こんなテクニックを身につけたのだ?)
秀美は、その疑問を山田洋にぶつけていた。
「おい、山田。一体、お前、どこでそんなテクニックを覚えたんだ?」
山田洋は、あれだけ空手の誠に痛めつけられ、峰子とあれだけ組んずほぐれつのプレイをしたというのに、ほとんど汗もかかず、ケロリとした態度で床にあぐらをかいて水を飲んでいたが、秀美のその質問に頭を掻きながら、
「いやあ、そんなに大げさに考えないでください。実はうちは祖父の代から宇都宮の花街で女郎屋をやっていたんです。売春禁止法が施行されてからはトルコ風呂や芸者の置屋にくら替えしましたが、中味はほとんど昔と同じでして。そこの姐さんたちに中一のころからいろいろと可愛がられたもんで。なにしろ、そのころはちょっとした美少年だったもんで、姐さんたちのいいオモチャになっていました。そんなわけで、プロ直伝の秘技の数々、まあ、知らないうちに覚えてしまったんでしょうね」
「なるほど……」
そう言われてみれば充分、納得がいく。いまの東京には、もうそんな風俗はないだろうが、代々、同じ職業をつぐことが多い地方では、大いにそんなこともあり得たと思わざるを得ない。この若さでそれだけ、女の体を知っていれば、男としての妙な自信がつき、都会育ちの秀美たちにもコンプレックスも感じないですむにちがいなかった。
田鍋秀美は、ようやくさっきのショックと敗北感から立ち直れたような気がした。
(なんだ、たかが女郎屋の息子じゃねえか。菓子屋の息子が菓子に困らないのと同じで、女には不自由しなかっただけのことだ。どうも奴を過大評価してしまうところだったぜ)
秀美は、いま自分が犯し終えたばかりの恭子の裸身をチラリと眺め、その隣に同じポーズでポールに両足首を縛られてころがされている影山先生の方に視線を移した。それからまだ余裕たっぷりの様子を見せている山田洋を見た。
「山田。どうだ、まだもの足りなさそうじゃないか」
「いいえ、もう、めいっぱい、ご馳走になりました。これ以上いると、お目ざわりでしょうから、そろそろ、自分は……」
「おおっと、そうせくなって。まだまだ女はいるんだ。どうだ、せっかくきたんだ、極上の女を抱きたくないか?」
「というと、やっぱり……」
洋が心得顔で、チラリと影山先生の方に目をやった。
「なあ、欲しいだろう?」
「ええ、そりゃあもちろん! この学校に転校してきた時から憧れていましたからね。テニス部に入ったのも先生が顧問をやっていたからです。でも、まさか、その先生と……」
「アハハハ……夢みたいだろうが。そう、緋桜団は、おれたちの夢をなんでも叶えてくれる所なんだ。団員でもないお前にそんな特別な恩恵を与えてやるのも、まあ、お前のテクニックを見たいからかもな。お恭はお前に惚れていたから、峰子は淫乱だからそれぞれ、お前のテクニックに屈伏して嬉し泣きしたわけだが、影山先生を嬉し泣きさせてみろよ、お前のテクニックで。そうしたら、その技に免じて、入団しないからといって、もうお前をリンチにかけたりはしない。どうだ、できるか?」
洋は明るい笑顔を浮かべた。
「なんだ、それでいいんですか? 女ゴロシのヒロシといえば宇都宮あたりじゃ、ちょっとしたもんでしてね。それも、なんと、商売女を泣かせるのが得意なんです。まかせてください」
「ほう、大きく出たな。いいだろう。お手並み拝見といくか」
秀美はアームチェアーに深々と腰かけたままグラスをあおった。
「おい、マコトにトモヤ。その間、二人でお恭を可愛がってやれ。二人とも、まだ一度もお恭とやったことがないわけだからな。お前のモノだったら、根もとまでぶちこんでも大丈夫だろう。お恭を心ゆくまで、満足させてやりな!」
その言葉で、お恭が悲鳴をあげた。
「いやっ! 団長、何を言うの! あたいはもういやっ! 縄をほどいてちょうだい!」
「そうくると思ったから、そういう風に縛りつけたんだ。なにしろ、全員乱交しているのにお恭だけは、まだじゃないか」
「だったら、峰子だって、団長専用だったじゃないの」
「それも、もうやめた。おれのものはみんなのものってわけだ。さあ、トモヤから、お恭を犯ってみるか。いつもマコトの方が先だったからな」
「そいつは、ありがてえ」
色黒で長身の馬面の今川智也が嬉しそうに恭子の顔のそばにあぐらをかいた。
「お恭姐さん。ま、そういったわけで、今日からはおれも、あんたのオマ×コ仲間に入れてもらうことになった。ほれ、まず、こいつをしゃぶって立たせてくれないかね」
今川は恭子の頭髪を掴むと、自分の方に向けさせてから、その唇に自分の肉茎を押しつけた。
「あっ、何しやがる! いいかげんにしないか!」
「ほう、やっといつもの姐御らしくなってきたな。うん、それの方がいいぜ。そんな威勢のいい姐御を犯す方が、ぐんと刺戟的だ。でも噛んだりするなよな。ちょっとでも傷つけたら、おめえの大事なとこの肉を少しばかりえぐりとってやるぜ。さあさあ、いい子だから、しゃぶるんだ。フェラチオはさんざんやっただろうが」
今川は、手足をポールに縛りつけられ大の字に開かれた恭子の白い裸身を、ペタペタと掌でたたいた。乳房をぐわっと握りしめると、ねじるように指を食いこませて絞りあげる。
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