官能小説販売サイト 蘭光生 『肉奴隷〜俘囚II〜』
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蘭 光生    肉奴隷〜俘囚II〜

目 次
第一章 白い馬
第二章 花びら蹂躙
第三章 美しき殉教者
第四章 磔美女
第五章 炎の淫裂
第六章 肉奴隷

(C)K. Ran

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 地方都市から大学入学とともに上京し、はや三年あまりが過ぎた。工学部に籍を置くごうれいにとって、東京の学生暮らしはあまり楽しいものではなかった。もともと孤独感が強かったせいもあり、雀荘に行くチャンスもなく、かといって友人をつるんで飲み歩く習慣もない令二にとって、唯一の慰めは映画と勉強だった。
 2DKのマンションにひとり暮らしの生活にもきはじめてきた頃、令二はあることに異常な生き甲斐と喜びを見つけたのである。
 それは、マンションの窓の下にある小さな遊園地に、毎日昼頃ともなると姿を見せる赤ん坊連れの新妻の姿だった。ゴンドラのブランコに乗る彼女を、令二は気づかれぬように双眼鏡で覗いては、彼女の美しさに茫然とするのだった。
 彼女の名はたかのこうたか。華族の血をひく美しい人妻である。令二は彼女の夫がいま外国に赴任したことを知った。家には夫の妹である女子高生が一人同居している。その名はさや
 令二はそれを知った日から準備をはじめ、ついに今日の午後、鷹小路家に侵入し、二人の美女をしゅうにしたのだった。
 さんざん、二人の女を凌辱した令二は、自分の夢がとうとう実現したことをしみじみ味わいながら、楽しい夕食の席についたのである。


 第一章 白い馬



     1

「うん、いい匂いだ! 焼き方はレアでいいぜ」
 ダイニング・キッチンで夕食の仕度が整えられていた。赤ん坊にもミルクをあげ、オムツをとりかえ、たかれいの召使いになってばんさんの準備に忙しかった。
 みんな、うんと栄養をつけよう、スタミナのつく飯を作れ、肉はふんだんに使え、という令二の命令で、貴子は令二のために部厚いステーキを焼いていた。
 白色で統一された清潔で広々としたダイニング・キッチンであった。主人はいなくとも、綺麗好きな貴子の性格が、そのまま、磨きあげられたスチールの調理台や白塗りのカップボードなどに映っている。寄木細工の床にもモスグリーンの絨毯が敷きつめられ、白く硬い雰囲気を和らげていた。来客に備えて、食卓も大きく、六人は楽に座れる豪華なものである。椅子は白塗りではあったが、凝ったクラシック調の彫刻がほどこされ、王朝風の趣きを備えている。木造りだが両脇に肘かけもついていた。
 その椅子に全裸のままさやが縛りつけられていた。
 清子――その名前のごとく爽やかな美少女。いまは股間のかげりも綺麗に失い、わずかに食いこみの覗く肉の亀裂とふくらみが、青いエロティシズムを漂わせて息づいていた。
 両脚は開かれたまま、椅子の左右の脚に縛りつけられている。細く白い木綿のカーテン紐が、足首と膝小僧の下を、かっちりと二カ所も木の脚に縛りつけられているため、腿をすぼめることもできない。
 八の字に開脚された、まばゆいほどに白い太腿の合わせ目に、隣りに座った令二がさっきから指をもぐらせては、肉のひだをいじくりまわしていたのだった。
 肘かけに両手をぐるぐる巻きに縛りつけられているため、手で男の淫らな指先を妨げることもできない。
「うっ……」
 敏感な部分をなぶられて、ギュッと両手を握りしめ、背中を反らして耐える。
「ほうら、桜んぼが頭を出したぜ」
 令二の指先につまみだされるようにして、クリトリスの頭が、赤い先を覗かせる。すっかり濡れ、ふくらみ、反り返りさえしはじめている花びら。自分の意志とは裏腹に、そこだけが別の生き物のように、女の性をさらしていく恥ずかしさ!
 性感を弄ばれ、背筋に響く快感に、思わず内腿をひきつらせてブルブルと白い皮肉をふるわせながら、清子は眼をつむったまま体を固くしていた。その、いかにもウブな羞じらいが、令二にはたまらないほど愛らしく、またサディスティックな獣欲をたかぶらせるのだった。
 もう半日も、二つの女体を嬲り、犯し、凌辱し、発射してきたというのに、飽きるどころか、ますます狂うくらいにいとおしく、見ているだけでむらむらと欲情の炎が燃えつきることもなく鬼火のように燃えつづけていることの不思議さに、令二は単なる若さだけの問題ではないことに気づきはじめていた。
 自分の理想とする、この世ではとても実現不可能と思われた夢が実現した喜び。信じられないような奇蹟。夢の中でも、これほどの愉悦に満ちた体験はあり得ないと思う。それらのすべてがいま渾然となって、令二の五感を恍惚で痺れさせ、性感を昂ぶらせているようであった。


 
 
 
 
〜〜『肉奴隷〜俘囚II〜』(蘭光生)〜〜
 
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