官能小説販売サイト 砂戸増造 『美姉妹 恥肉の交姦』
おとなの本屋・さん


砂戸増造    美姉妹 恥肉の交姦

目 次
淑子――とされた貞淑な人妻
淳子――恐怖と恥辱の火あぶり刑
淑子――覗き見た妹の痴態
淳子――なぶりの恥刑に溢れる淫蜜
淑子――息子に貫かれ背徳の歓び

(C)Masuzo Sado

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   淑子――とされた貞淑な人妻

「ああっうぐぐっ……ぐううっ!」
 よしの死の恐怖に大きくみはった目の中で、黒茶色の瞳が輝きを失って散大し、ふくよかな唇から断末魔の苦呻が断続的に洩れた。
 佐垣は冷たくわらうと、たおやかな白い首の、咽喉仏の下に二重に巻きつけた、白と黒の絹ロープをゆっくりと、さらに非情な力を込めて引き絞りながら、肉門に埋めた巨根の頭で子宮口をズンと突き上げ、コリコリした女そのものの激しいけいれんと、ぴったり吸い着く無数の熱い肉ひだのめくるめく感触を心ゆくまで味わう。
 今ははっきりと異常な肉悦の色を浮べた淑子の見開いた目と、引きって紅潮した美貌には、淫らな死への甘美な願望が漂っている。
 れた苦呻にふるえる唇が絶頂の急迫を訴え、佐垣の六十五キロの体重にし潰された美体が凄まじい力でのけ反った。
 汗にまみれた四十才の熟れ切った人妻の、美肉の張り詰めた豊乳と勃起した乳首、ほどよい皮下脂肪を載せて引き締まった腹と無毛の恥丘が、荒い吐息と快美にうねり躍る。
 狂おしげな目とぼってりと肉付のいい陰唇を想像させる色っぽい唇が、いいわ、いくわ、もっと絞めて、殺して、と無言の叫びを表わしている。
 陰門の強烈な収縮と痙攣が極限に高まったのを亀頭に感じた時、佐垣の非情な手はとどめの絞めを絹のロープに加えた。
 もう何百回も経験を積んだ手は、けいこつを折ったり、気管を損傷することもなく、彼自身と相手の女体の歪んださがを、目がくらむばかりの鮮烈な快楽にわくできさせるのだ。
 淑子の肺の奥から絞り出された快美のうめきが美唇から洩れ、灼熱した肉孔の無数のひだからほとばしる淫液の熱いシャワーが怒張に浴びせられた瞬間、佐垣は野獣のようにえ、邪淫の精を噴き出しながらロープを握った手をゆっくりとゆるめ、荒い呼吸と悩ましいむせび泣きにはずみ踊る乳房の谷間に顔を埋めて、邪悪な笑みに唇をゆがめた。
 淑子を淫虐の愛奴として抱くようになってから、もう半年近くなる。
 夫にていしゅくで、異常に羞恥心が強く、セックスには淡白というよりも嫌悪を抱いていた淑子が、今では首を絞められながら犯され、縛られて吊るされたり、むち打ちや針責め、火あぶりなどの性的なせっかんを受けている。
 レズビアンの集うSMクラブの奴隷ホステスとしてサディスティックなに奉仕する屈辱の姿を好色な男女の目にさらしながら、深く激しい悦虐のアクメに陶酔するマゾの痴女に生まれ変わってしまったのだ。
 彼女を魔淫の世界、倒錯と背徳のいんな地獄に引きずり込んだ張本人である佐垣には、嬉しい驚きの成果だった。
 だが彼のじょうぎゃくの調教は、まだ完成の域には達していない。
 泣きらした顔を横にそむけた淑子の荒い呼吸とえつれた美体の慄えは治まったが、変態的な淫技でよろこびを強いられたわが身を恥じる、じょうじょうとしたすすり泣きが豊満な胸の膨らみと腹をあえやかにうねらせている。
 淫楽のごうかれてドロドロにけ、男と女の淫液に満たされた媚肉の妖しいぜんどうが、満ち足りてれかけた肉茎をまた怒張に誘う。
 子宮口をくすぐる硬直した亀頭を感じた淑子の泣き声が、哀願の色を帯びて高まる。
 佐垣は抽送を再開しようとして、むっくりと上体を起して首に巻いたロープをほどき、豊麗な乳房の根元をきつく絞り上げ、くびれた二つの脹らみに痛烈な平手のつるべ打ちを浴びせた。
「……いやよ、もう許して! もういかないわ……こんなひどいことされていくなんてあさましい……死ぬほど自分が恥ずかしい! お願いよ、もう堪忍して!」
 淑子は口で拒みながら、悩ましげに尻をもだえて恥丘を突き上げ、佐垣の二十五センチの巨根を根元までくわえようとする。
 夫では味わえなかった痺れるような淫悦と、男と女を嗜虐の快楽に酔わせる、あらゆる淫技を女盛りの心と体に教えた、残酷ないんのろい憎みながらも、抱かれるとメロメロになって狂いたかぶってしまうのだ。
「どうだ、またよくなってきたか、淑子? おまえの淫乱××こは、俺のが忘れられないんだって素直に認めろ。お上品ぶった奥さまづらは俺には通用しないぜ。ほら、もっと腰を使え。市村よりも中田よりも、俺のエラの張った硬いでか魔羅が好きですって言え! ヒイヒイよがり泣け。いいぞ、その調子だ。こんなつゆっけタップリのよく締まる、スケベ××こにしてやったのは誰だ?」
 男と女の陰部を表わすわいな囁きを、羞恥にゆがむ美貌に吐きかけながら、佐垣は両手でゆらめく乳房をもみしだき、ローズ色に硬直した敏感な乳首をひねり上げながら、強烈な荒腰で肉門を容赦なく責めさいなむ。
 怒張の根元に密生する剛毛にヤスリをかけられて包皮がけた、並みの女よりも肥大した肉豆クリトリスが、恥痛と倒錯の快美に脈打つ。
 淑子自身の愛液と男の精に満ち溢れた陰門の奏でる淫靡な肉音は凄まじく、怒張が引くたびに、熔けた粘液と白い小さな無数の気泡がかき出され、陰毛から腿の付根、いんから菊蕾へ伝い流れ、汁と入り混じって、こすれ合う二つの腹、もつれ合う恥丘の茂みが淫らな音をかき鳴らす。
 ロープの赤い絞条にいろどられた淑子の白い嗚咽首が、抑え切れない肉悦のヒステリックなむせび泣きにヒクヒクうごめく。
 焦点の定まらない目が残忍な悪魔の端正な顔をうっとり仰ぎ見ながら、激しく腰と腹を突き上げ、無意識にグラインドさせ、あらゆる角度から脈動する亀頭をこすり、締めつける。
 一時間も荒い麻縄で後ろ手に縛られ、百キロを超える二人分の体重にし潰された手首から先は、もう完全にしびれて痛みも感じないが、そのした感覚も、尻の上の柔肌を絶えずこするささくれた縄の痛みも、今の淑子にはたまらなく快い。
 何もかも佐垣の言うとおりだと、素直に認めながら、脚を男の逞しい腰に巻きつける。市村は彼女の夫で、中田は三つ年下の妹・淳子の夫だ。
 巨大な肉柱の頭が子宮にめり込んでくる甘美な痛みに泣き叫びながら、妹もあたしみたいにのだろうかと想う。
 四十才と三十七才の熟女姉妹は、佐垣とレズビアン・クラブのオーナー・ママ、高城涼子の調教を受け、十代から五十代までのクラブのたちの肉奴隷として女同士の淫交と性的虐待に屈従させられた後、三か月前からお互いの夫の娼婦にさせられたのだ。
 妹の夫で洋画家の中田にはもともとサド嗜好があったが、大手信用金庫の課長で肉欲には淡白だった淑子の夫・市村政彦をSMと背徳の世界に誘い込んでとりこにしたのは佐垣康之と涼子だった。
 今では夫も中田も、邪淫の罠にかけた張本人の佐垣が舌を巻くほどの冷酷非情な淫虐狂に変身して、お互いの美しい妻を他人の面前で平然と辱め、残忍な責め苦を与える快楽におぼれ切っている。
 隣室の壁をとおして、夫と中田と四十三才のヨーロッパ仕込みの冷血なレズ女・涼子の、残酷な凌辱と肉交に翻弄されている妹の悲鳴とあらがいの絶叫、男たちの卑猥な罵声、柔肌を打つ鞭の音がかすかに聞こえて、淑子の歪んだ欲情を妖しくかき立てる。
 おとといは、淳子がここで佐垣と、クラブでチイママと呼ばれる二十八才のレズのドミナに夜どおしいじめられ、淑子は夫と中田と涼子の奴隷娼婦にされた。
 夫と義弟と妖艶なサドのレズビアンは、ありとあらゆるやり方で熟れ盛りの美人妻をいやしめ、淫らな拷問を加えて淑子の二つの肉門を、生身の肉柱と巨大な張形で意識を失うまでむさぼり尽したのだ。
 同じ淫虐に泣き狂いよじれる淳子の、大きなわく的な目と、むっちりと張り切って形のいい、男のぎゃくの性をそそらずにはおかないセクシーなしりとムチムチの太腿、濃密でつややかな逆三角形の恥毛の茂る恥丘、少女みたいに愛らしいBカップのおっぱいと、大ぶりで痛みと悦びに敏感な乳首を想い浮かべると、妹と何十回もレスボスの淫技を強制された姉は、気が狂うような激しい昂ぶりに美体を戦慄させて咽び泣いた。
「いいか、ん? いたことには答えろよ。痛めつけられて言わされたいのか、淑子?」
 その時、また隣室から妹の苦痛と悦びに狂ったごうきゅうが聞こえ、根元まで肉門に埋まった硬直が跳ね躍ってふくれ上がり、細腰をへし折るばかりに凶暴な力が手にこめられた。
 不可解なしっが淑子の胸を鋭い針で刺し貫き、口惜し涙にむせばせた。
〃やっぱりこのひとも、あたしよりも淳子のほうがいいんだわ! あの子はあたしよりも若くて魅力的だし、床上手で生まれながらの淫乱女なんですもの〃
 頬を濡らすみじめな敗北の涙を、佐垣は何もかも見通しだという冷笑を浮べて、ねっとりとした熱い舌で舐めずりながら、荒腰のえぐり突きを強める。
 そもそも彼の淫虐の欲情のターゲットは妹の淳子だったのだ。
 妹を中田の目の前でママの淳子と二人で責めなぶって強姦同然にはずかしめ、その翌日淑子を夫の目の前で同じ方法で征服した。
 姉妹の奴隷娼婦にされてから、抱かれるたびに屈辱感と、あさましい女のライバル意識にさいなまれるのがしくおぞましい。
 そしてそれが淑子の歪んだ欲情を唆り、淫悦の悩乱を高めるいまわしい媚薬となるのだ。淑子を抱く夫と佐垣の体からは、いつも淳子の愛用するフランス香水〃夜間飛行〃が匂い、いきり立った怒張は美しい妹の甘い淫蜜の味がして、嫉妬の狂気を駆り立てる。
 だからこの頃は、淳子の夫の中田に犯される時だけはどんなに痛めつけられ、残酷な辱めを受けても心だけは安らぐようになってしまった。
 だが姉は妹も同じ想いを味わっていることを知らなかった。二人ともまだ、美しい姉妹の女の嫉妬をかき立てて汚辱の苦悩を何倍にも高めて、受虐の淫技を競わせようとする、邪悪なサド男の心理を理解できないのだ。
 腹と腿をじっとりとぬらめかせて匂い立つ、甘ったるい男の精臭が淑子を狂ったように荒々しい抑え腰に追い立てる。
「もっと虐めて、あなた……淳子にもするとおりの姦り方であたしを苦しませて!」
 佐垣は冷たく嬲るように嗤った。
「またいているのか。それなら淳子の派手なよがり泣きと、恥知らずならせのテクニックをもっと見習えよ。だがな、おまえのさめざめと泣き濡れた顔も、色っぽくて可愛いぜ。お××こが熔けそうだろ? 俺に捨てられたら生きていけないだろう? 淑子? ほらどうだ、硬い淫乱なが今にも破裂しそうにピクピク脈打ってるじゃないか。淳子に負けないよがり声を上げて、ドバッと淫水をひり出せ。素直な淫売になるんだ!」
 毎日何十回となく耳をけがす淫猥な言葉、三人の男とレズの魔女たちの唇が吐き出す淫語は、教育者の家庭に育った淑子には未だにおぞましく、嫌悪に鳥肌が立ち、むごい脅迫を受けないと自分の口では発音できない。
 だが妹は淫悦に酔いれると、好色な男女の耳を楽しませて残酷な劣情をそそる卑猥な科白せりふを、恥知らずにわめき散らして狂いもだえ、惜しみなく淫液を凌辱の祭壇にささげて歪んだアクメへ昇りつめる。
 淳子の淫乱性と奔放さは、同じ親から産まれた実の姉妹とは信じられない。
 佐垣のとがった犬歯が乳首をきつく咬み、苦痛によじれて泣く肉奴隷に屈従の科白を迫る。
「え、すべた! 訊いたことには必ず答えるんだ。また火焙りが恋しくなったか?」
「いやっ、許して! 正直に言うわ!」
 一週間前の夜、夫と妹夫婦と涼子の前で、〃お××こ〃といういまわしい言葉がどうしても言えなくて、乳首とクリトリスをロウソクの炎でゆっくり灼かれた狂おしい恥痛が生々しくよみがえり、肉芽に苦痛よりも激しく病的な疼きが走った。
「……淑子いいわ、死ぬほど気持ちいいの……主人よりも中田よりも、あなたのアレが好きよ……もう忘れられない! だってあなたに女のほとんどの悦びを教えられたんですもの……だけど志麻さんには悪いと思うわ」
 志麻とは佐垣の病身の妻で、淑子と淳子には従姉いとこにあたる薄幸の女性のことだ。
 つまり佐垣という残忍な淫魔は、姉妹にとって義理の従兄いとこだった。
「なんだと? どこがいいって? 俺の何が忘れられないんだ? おまえは俺のなんだ? お上品ぶらずにはっきりと言え!」
 毒々しくわめく佐垣の歯が、もうひとつの感じ易い乳首をギュッと噛みしめる。
「ヒィィッ、ごめんなさい、淑子が悪かったわ……恥ずかしくて言えないんですもの……でも言うわ! お、お××こがいいの、お×ねもよ! またいきそうなの……無理矢理いかせて! あたしはもうあなたの従順な……お、お××奴隷よ! だって、あなたの硬くて太いお、おち×ぼが一番好きでいい気持ちだからよ!」
 淑子の恥辱に慄える涙声の囁きを圧倒するように、また隣室で淳子が絶叫した。
 はっきりと気をやったと分かる、悩ましく狂おしいえつの叫びはこれで三回めだった。
 
 
 
 
〜〜『美姉妹 恥肉の交姦』(砂戸増造)〜〜
 
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