官能小説販売サイト 香川潤 『禁断の相姦者〜香川潤短編集(5)〜』
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香川 潤    禁断の相姦者〜香川潤短編集(5)〜

目 次
ママの身代わりは蜜の味
姉弟相姦強盗
夜道の相姦者
美妹・相姦キャンプ
いもうと性感養育
兄妹相姦・ねらわれた美肉
美妹路上相姦露出

(C)Jun Kagawa

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   ママの身代わりは蜜の味

     1

「薫ちゃん、もう8時よ。学校に遅刻しちゃうわよ」
 薫の寝室にはいり、声をかけると、ベッドがもぞもぞと動いた。
 布団をめくると、高校2年生にしては幼い感じのする男の子の眠そうな顔がのぞいた。
 薫がまぶしそうに薄目をあけ、こちらを見た。
「うーん、ママ。今日は起きなくていいんだよ」
 冴子はベッドの脇にしゃがみこむと、薫のサラサラした髪を指ですいた。
「ママじゃないわよ。また間違えて……」
「あ、なんだ。冴子叔母さんだったのか。お化粧してないからわかんなかったよ」
「まぁ、双子だからしかたないけどね」
 薫の母親の尚子と冴子は双子の姉妹である。一卵性双生児なので、顔つきはそっくりだ。ふたりをよく知らない人間は、ほとんど見わけられない。ただし、性格も生活環境も、対照的といっていいほど異なっていた。
 尚子は大学のときのクラブの先輩と学生結婚、早々と薫を生んでありきたりの主婦になってしまった。冴子のほうは大学を卒業してからイタリアに留学、宝飾デザインの技術を身につけ、つい最近、日本に戻ってきたばかりだ。
 赤ん坊の頃の薫は知っていたが、ひさしぶりに再開した双子の姉の息子は、男らしい、しかしかわいげのある魅力的な男の子に成長していて、冴子はうれしかった。そして、突然やってきた母親そっくりの叔母にとまどっている薫を見るのも、楽しかった。
「今日は起きなくていいって、どういうこと?」
 冴子は薫の頭をなでながら、おでこにキスした。
「ちょ、ちょっと叔母さん、やめてよ。ここは日本なんだからさ」
「いいじゃない。あたしたち、親子みたいなものなんだから」
「親子だって、もうこの歳になればキスなんかしないよ。起きなくていいというのはね、今日は学校が休みってこと」
「え、どうして?」
「試験休み」
「なんだ、そうなの。尚子ったら、そんなこと、ひとことも言ってなかった」
「ママにはちゃんと言っておいたのに。ママは?」
「仕事が早いとかで、もう出かけたわよ」
 尚子は、薫が高校にはいったとき、離婚した。結婚してからなかば趣味で続けていた革工芸がかなりの収入になるようになり、元夫からの養育費と合わせてなんとか生活していけるだけの収入はあるようだ。
 今日は展示会の準備があると言っていた。
「せっかく早起きして、はりきって朝ご飯を作ったのになぁ」
「叔母さんが朝ご飯を作ってくれたの?」
「そうよ。腕にヨリをかけてね」
「じゃあ、ぼく、起きて食べるよ」
「あら、うれしいこと言ってくれちゃって。でも、もう少しゆっくりしてていいのよ。叔母さんも一緒にお布団にはいっていいかしら?」
 流し目をくれながら、布団の中に両手をソロソロと差し入れた。
「ちょっと、やめてよ!」
 薫があわてて冴子の両手をつかんで、押さえつけた。
「どうして? 叔母さん、もう長いこと男の肌に触れてないのよ。ましてやこんな若い男の肌なんて……」
 わざと悩ましげな口調で、甥っ子の耳に吹きこんだ。
「だめだよ、叔母さん。お願いだから、やめて」
 薫の必死の形相に、思わず笑ってしまった。
「冗談よ、冗談。さ、起きて、叔母さんのイタリア仕込みのおいしい朝食を食べてちょうだい」
「う、うん。すぐに行くから、部屋から出ててくれない?」

 イタリア生活が長かったためと、ずっと独身を通してきたせいで、冴子のいでたちはいつも、尚子に比べればずっと奔放だった。
 双子の妹が帰ってきたことを知らない人は、道で冴子に会ったりするとびっくりした顔になる。
「まぁ、尚子さん。今日は随分お若い感じで……」
 などと目を見張る。
 もう夏に近い季節ということもあるが、今朝も冴子はV字型に深く胸の切れこんだブラウスと、かなり短いスカートをはいていた。実をいうと、薫の反応を見て楽しもうという魂胆もあるのだった。
 冴子は十五年ぶりに会った甥っ子がかわいくてしかたがなかった。身内としてかわいいというばかりでなく、そろそろ一人前の男性としてたくましさをそなえてきている少年に対する興味もあった。
 寝室から出てきて食卓についた薫に、冴子が言った。
「もう朝立ちはおさまったの?」
 クロワッサンにかぶりつこうとしていた薫が、目を白黒させた。
「な、なにをいってるんだよ、叔母さんは?」
「あら、だって、薫ちゃんぐらいの年齢の子は元気だから、毎朝必ず朝立ちするんでしょ? さっきも、それが恥ずかしくて、あたしに触らせなかったんでしょ?」
「そ、それは……とにかく、変なことばっかりぼくに話さないでよ」
 薫が怒った顔になり、クロワッサンにかじりついた。
「変なことじゃないでしょ。お友だちとはそういう話とかはしないの?」
「友だちとはするけどさ」
「じゃ、別に変なことってわけじゃないじゃない」
「でも、女とはそういう話はしないよ」
「女って、同級生の女の子のこと?」
「まぁ、そうだね」
「あたしは薫ちゃんの同級生じゃないわ」
「でも、男友だちでもない」
「友だちみたいなものよ」
「ちがうよ。叔母さんはママの妹なんだから」
「だからどうなの? あたしにはなんだって話してくれていいのよ。ほら、パパもいないことだし。なにか悩みとかない? 人生の先輩として、相談に乗ってあげるわよ」
「いいよ、そんなこと」
 薫はクロワッサンを平らげると、トマトサラダをムシャムシャと食べはじめた。
 しばらくして、顔をあげると、妙にまじめな顔つきで尋ねてきた。
「じゃ聞くけどさ、叔母さんが初めて男の人としたのは、何歳のとき?」
「あら、いきなり大胆な質問なのね。どうしてそんなことを聞くの?」
「だって、ぼくの同級生の中にはもう女とやっちゃったってやつがいて、それを自慢するんだよね」
「薫ちゃんはまだしたことないの?」
「ないよ、そんなの」
「もう十七なのに?」
「十七は普通だよ」
「あたしは十五のときだったな。相手は近所の大学生だったわ」
「随分早かったんだ。ママもそうだったの?」
「さぁ、尚子はけっこう奥手だったから。その割にはさっさと結婚しちゃったけどさ。案外、男はひとりしか知らなかったりして」
「そうなの?」
「知らないわよ、そんなこと。それはともかく、薫ちゃんにはいま、カノジョはいないの?」
「いないんだ」
「そう……じゃ、冴子叔母さんが薫ちゃんのカノジョになってあげようか」
「え?」
「いろいろと楽しいことを教えてあげるわよ」
 その言葉をどこまで冗談だととらえていいのか迷っている様子で、薫はサラダをほおばったまま、ポカンと口をあけていた。
 
 
 
 
〜〜『禁断の相姦者〜香川潤短編集(5)〜』(香川潤)〜〜
 
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