官能小説販売サイト 砂戸増造 『若妻騎乗 牡犬責め〜梨本平助シリーズ5〜』
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砂戸増造    若妻騎乗 牡犬おとこ責め〜梨本平助シリーズ5〜

目 次
――承前
第一章 女王ドミナの挑発――美香
第二章 白衣の媚肉――奈緒子
第三章 制服の痙攣――由紀江
第四章 張形の交合――香代子と美香
第五章 倒錯の記憶――由紀江、ふたたび

(C)Masuzo Sado

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   ――承前

 被疑者の女性を不当に留置し、性的暴行を加えた不祥事で警察を追われた部長刑事の俺が、食うために下町で調査事務所を開業し、私立探偵として数々の血生臭い事件に関わり、国際麻薬組織の撲滅やアラブ・テロリストとの一件で、一介の民間人として力を貸したことが警察庁上層部に認められて、超法規的措置とやらで思いがけず警部補に昇進して復職してから、早くも三年の月日が流れた。

 俺がサツを辞める直接の原因となったコンビニエンスストア万引き事件の被疑者で、その後も探偵稼業でさまざまな関わり合いをもったが、今は俺にはなくてはならない最愛の妻となり、一匹狼のはみ出し刑事だったこの俺が、なんと、本庁の内務監察課の副課長になって、悪徳警察官や暴力刑事に目を光らせているのだから人生とは皮肉なものだ。
 香代子は今年で三十九歳になったが、ますます天性のあでやかで上品な美貌に磨きがかかり、むっちりれ切ったみずみずしい体と白い柔肌は、女盛りの美しさとセクシーな魅力に満ち溢れている。
 結婚して三年たった今もセックスは毎日一回は欠かさず、休日は朝から晩までりまくり、時にはレズっ気も強い香代子に刺激を与え、俺も他の女をつまみ食いするために、刑事と探偵時代に知り合って、今でも付き合っているいい女たちを招待して肉宴を楽しむ。
 結婚してから、俺たちの加虐と被虐、快楽の追究と肉悦の度合いは、恋人同士だった頃よりもさらに激しく深く、濃厚になった。
 お互いに熱愛している男と女が、同じ屋根の下で生活しているからだけではなく、俺が内勤仕事でデカや探偵時代のように体力消耗とストレス、まかり間違えば一発の銃弾かドスのひと突きで命を落とすかも知れないマイナスの緊張感を失ったせいでもあるようだ。
 当然の結果として俺の性欲と食欲はこうしんし、この二年間で体重が十キロ近く増え、ベルトのじょうの穴が二つ伸びた。
 相変わらず三カ月に一回、検診に行くかわむら病院の院長には、がんよりも肥満とコレステロール、中性脂肪の高数値、HDLコレステロールの低下による動脈硬化症を心配しろと脅かされている。
 家では恋女房の栄養のバランスのとれた低脂肪の植物性蛋白と魚と野菜の多い愛情料理と、朝夕まされる各種のビタミン剤やカルシウム剤で管理されているのだが、根がの育ちで食い意地の張った俺は、昼食に脂っこい物を腹一杯詰め込んでしまうのだ。
 うな重と天ぷらそばの大盛を食った上に、デザートにミルクと砂糖をタップリ入れたコーヒー、ケーキかあんみつが胃袋に入るのだから肥らないはずがない。
 煙草も酒も相変わらずやっているし、運動といえば庁内をエレベーターで動き廻り、日に一回都内のどこかの署へ調査に出向く往復も公用車で、運動不足もいいところだ。
 だから、恋女房とのこってりしたSMセックスが、今の俺には唯一の運動らしい。
 仲がよすぎるせいか、俺の子種がれ尽くしているのか、香代子は欲しがっているのに子供はできない。
 あなたの赤ちゃんを産みたいわ、と香代子が言うたびに俺は言ってやる。
「女性器は男根をくわえて楽しむためにあるもんで、ガキを産む道具じゃないぜ」
 俺に劣らず、好き者の香代子も「そうね、もっと二人で楽しまなくちゃ」と答えて笑うが、やっぱり淋しそうで、五十に間近い俺の胸も痛む。
 だが、今さら五十づらをさげて孫みたいな赤ん坊を抱いて、頬ずりしている自分の姿を想像するだけでもゾッとする。
 父親にも夫にもなる資格もない好色無頼の俺みたいな男を愛して結婚してくれた香代子に、心の中で手を合わせて感謝しながらも、ふっと憐れみを覚えてしまう。

 お嬢さま育ちで一流大学を首席で卒業し、天性の気品高い美貌に恵まれながら、香代子は薄幸な女だった。
 結婚した直後に両親を事故で失い、親が見込んで婿にしたエリートビジネスマンの夫は、ホモ嗜好もある冷酷な変態野郎で、妖艶なニューハーフとかいうオカマ野郎の愛人を囲い、二人で香代子をなぶり者にした。
 凶運は続くもので、父親の資産を管理していた悪徳弁護士が、遺産の大半を合法的に奪うというトリプルパンチで、不幸な美女はぶちのめされた。
 その頃から香代子は毎月の生理の前になると、スーパーやコンビニで常習的に万引きを働くようになった。幸い盗んだ品物が高価な物ではなかったので、店主も告訴せず事件にはならなかった。
 そこへ、第四のノックアウトパンチを浴びせる男が登場した。
 S署のデカ長だった悪徳暴力警官の見本みたいな俺、なしもとへいすけだ。
 矢野香代子が万引きしたコンビニに居合わせた俺は、好色な店長にネチネチと油を絞られて泣いている美しい人妻に一目で欲情してしまい、警察手帳を見せて署へ連行した。
 それは、香代子と俺が運命のきずなに結ばれた、さわやかな初夏の深夜のことだった。デカ部屋には誰も居ず、俺を劣情にたけり狂った淫獣に変身させた。
 彼女は俺の訊問に終始挑発的な冷笑を浮かべ、自虐に酔いれたような表情を漂わせて俺の欲情を誘い、抵抗したりわめいたりもしなかった。
 後ろ手錠をかけ、素っ裸にひんいてみると、パンティの股布に貼りつけた生理用ナプキンに経血の汚れはなかった。
 三十三歳の美しい人妻の見事な白い裸身とガセを噛まされた怒りで、俺はすべての抑制を失い、彼女を犯した。
 俺は被疑者をごうかんした現場を、ときどきコンビを組む相棒の若い刑事、むらかみに押さえられた。
 本来ならば告発されてムショ送りのところを、あきやま刑事課長の温情ある計らいで免職処分に付されるだけですんだ。
 後で香代子の口から聞いたことだが、彼女も告訴の意志はなかったのだ。
 そして、運命の糸にり寄せられるように、香代子はまた俺の探偵事務所に現われた。

 それから数年後、さまざまな事件と熱愛の紆余曲折を経て、俺たちは夫婦として結ばれたのだった。
 今でも彼女は俺に抱かれるたびに、よがり泣く合間に必ず熱っぽくささやく。
「死ぬほどあなたが好きよ! あなたとめぐり会えて嬉しいわ。本当の女の悦びをあたしに教えてくれたのはあなたですもの!」
 俺も同じ想いだ。俺の望むすべてを惜しみなく与えてくれる可愛い女は、香代子しかいない。酒浸りの無頼刑事だった俺を捨てて、若い愛人と再婚した前の妻のことも忘れた。
 香代子の夫だった矢野くにひことは、今でもときどき会って飲む。
 彼は妖しいほどの美しいゲイボーイの愛人とは別れて、十六歳の美少女を後妻にした。まだ香代子の名器の肉門に未練があるのか、会うたびにロリータ妻とときどきスワップして楽しもうと持ちかけてくるが、今のところ俺には応じる気がない。
 俺と同類の淫虐セックス好みの矢野は、別れた美しい熟女妻を、少女妻のベッドの奴隷にしたいのだ。
 元の夫と小娘にいじめられ、狂いもだえて泣く妻を見ながら、新鮮な若い女の穴を味わうのも悪くはないとは思うが、相手が矢野なので、まだ香代子には話せないでいる。
 矢野の若妻のれいには銀座裏のバーで何回か会っているが、熟女好みの俺がドキドキして、肉棒がムクムクとおっ立つような、愛らしく、大人の女にはない奇妙にわくてきな妖しさを全身から匂わせるようなすばらしい美少女だ。
 うるんだ大きな瞳は、女の悦びとあらゆる淫欲の形、男をとりこにする性技を知り尽くしているような媚色を浮かべてキラキラ輝いていた。玲子はいつもセーラー服に黒いストッキングとローヒールの靴、三つ編みにしたお下げという女高生の姿で、中年の夫に連れてこられていた。
 矢野の好みのタイプのバーのママに定期的に、レズの奴隷として奉仕させているらしい。二度目に出会った時、矢野は他の客も居る前でためらう俺に、スカートと上衣の下に手を入れさせて、若々しい女体の柔肌を賞味させた。
 羞恥に慄えて、愛らしくすすり泣く美少女のセーラー服の下は、思ったとおり裸だった。
 Bカップの硬く張り切った可愛い乳房と勃起した大ぶりの乳首のうずく感触、ツルツルに剃られた陰毛のない裸のきゅうと割れ目のふくらみ、肥大したレズの熟女のような包皮の剥けた敏感で淫乱そうな陰核と肉の厚い大小の陰唇、もうタップリ男の一物で引き裂かれてぷっくり盛り上がった菊門のつぼみのすばらしい触感に、俺はいくたびとなく欲情にあえぎ、呻いた。
「どうです、梨本さん。悪くないでしょう? たまにはロリータのきつい性感を味わって、香代子を私にらせてくれませんか」
 悪魔の笑みを浮かべて熱っぽく囁く矢野の顔は、香代子を惑乱に苦しめ、かたくなに離婚を拒んでいた頃の冷酷な表情になる。
 矢野は、最初は玲子の母親で四十歳になるそのを愛人にしていたが、なぶり飽きたので娘を誘惑し、目の前で処女を奪って強引に結婚した。
 未亡人の母親は矢野に捨てられた日から、愛人だった残忍な淫獣と彼に調教された娘の快楽の奴隷となり、今では高級売春クラブで夜ごと変態客と若いレズビアンの相手をさせられているという。
 苑江には会っていないが、しっとりした色気が匂うような、マゾの美女であることは娘の玲子を見てわかる。
 いずれわが家のベッドで愛する女房に見せつけながら、こってり可愛がってよがり狂わせてやるつもりで、クラブの住所と電話は手帳に控えてある。
 とにかくこの三年間、優しく美しく、その上、ど淫乱の女房に恵まれた俺は、幸せなぬるま湯にどっぷり浸り切ってふやけてしまった。だが、一日として捜査の現場に復帰して、街をとび廻りたいとは思わない日はない。
 
 
 
 
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