官能小説販売サイト 砂戸増造 『淫虐同心御用帳〜闇を斬り、女を裂く〜』
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砂戸増造    淫虐同心御用帳〜闇を斬り、女を裂く〜

目 次
第1話 絶妙 口舌淫技
第2話 非情 強制自慰
第3話 媚薬 女陰嬲り
第4話 昂奮 悦虐交尾
第5話 被虐 肛門姦通
第6話 痺悦 玉門収縮
第7話 戦慄 囚女拷問
最終話 凄美 菊花繚乱

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 第1話 絶妙 口舌淫技

  同心 馬野平助

「あああっいいっ、だんな、またいっちゃう……もうかんにんして……あんまりよくって気が遠くなっちゃう……ヒッヒィ――ッ! いって! 男の汁をドバっと入れて!」
 赤いしごきで縛られた両手を床柱にくくられ、まだみずみずしく若い美肉に満ちあふれる白い裸身を、青畳に人の字型に張り広げられた女は、女陰の蜜壺の媚肉をえぐり廻し、子袋(子宮)をようしゃなく突き上げる男の並外れた巨大な肉柱の甘美な責め苦に耐えかねて泣き叫んだ。
 風呂上がりの女が、男の飢えた熱い眼の前で湯もじの紐を解き、みごとな白い裸身を見せてから、すでに二刻(四時間)が経っていた。
 キリッとした美貌の女の、見るだけで女陰の形と美味を想像させるわく的な唇から、感に耐えたよがり声が洩れるのは、もうこれで十回以上になる。
「おめえも益々好きな女になって、おま×こも工合がよくなるぜ、お竜。いい女ぶりだ! 腰の使い方も申し分ねえ。さあ、もう一丁はでにいかせて、いい声で泣かせてやろうな。歯を食い縛って覚悟しろよ」
 四十がらみの苦味走ったたくましい男の凄味のある声がささやき、女の玉門を貫いた一物の抜き差しの動きが凄まじく荒げられ、体重をかけて女体におおいかぶさると、黒々と艶やかな飾り毛の茂みを宿すわきの下に唇を吸い着かせ、両手で硬くしこって荒々しい呼吸にはずみ踊る乳房をもみしだき、美しい桃色の見るからに感じ易そうな硬く勃起した乳首をつまんでひねり上げ、一気に気をいかせにかかる。
 女は女陰の中で極限の怒張に脹れ上がって、無慈悲に花肉をかきむしり、子袋の入口をこすって突き上げる巨根の甘美なごうもんに、焦点の定まらない目で呆然と男を見上げるだけで、言葉も無くただむせび泣き、無意識の動作で激しい迎え腰を使う。
「そんなにいいか、お竜? おめえの女の穴は、今まで俺の味わった中で最高の巾着で数の子天井のおま×こだ! さあ、突っ張らねえでドクドク淫水出して、思いきり声を上げて可愛いく泣けよ。俺もいいぜ!」
 熱っぽく囁く男の唇が腋毛を離れて、硬く充血した二つの乳首を交互に吸い立てる。
「嬉しい、だんな、お竜は幸せよ、死ぬ程いいわ! おま×こも子袋も熔けて流れ出しそうよ……ああいくいくう……このまま死ねたらいい……どうせ、だんなのおかみさんにはして貰えないんだもの……せめておま×こ責められながら……よがり死にしたいの……ああ入れて……淫水出して、だんなのお情けを頂戴……ああいくううっ!」
 狂悦の熱い叫びが女の唇をほとばしり、形のいいムチムチ張り切った白い尻が完全に畳から浮き上がって、愛しい男の一物を根元までくわえた陰門が激しく締まってわなないた。
 そして弓なりにのけ反った裸身に凄まじい痺悦のけいれんが走り抜けると、泣きじゃくる女の体は大きく股を広げたまま畳にぐったり横たわりながら、男のいきり立つ亀頭の鈴口からどっと噴き出る精水を子宮に浴び、満ち足りた笑みを浮かべて上気した美貌を横に倒した。
「また気を失いやがって、底無しの淫乱女」
 満足した男は、苦笑に唇をゆがめていとおしそうにつぶやくと、まだ筋張ったままの陰茎を女陰の門に入れっ放しにしてふとんに腹這い、煙草盆と煙管を引き寄せた。
 障子もふすまもぴったり閉め切った八帖間には、煙草の煙と酒、男と女の汗と淫液と女の体から匂う香料の入り混じった寝間の痴臭が一杯に立ちこめている。
 ここは日本橋に近い所にある、よがり疲れてなかば気を失っている女、お竜の家だ。
 枕元の徳利から冷酒をあおり、肉悦に満ち足りた後の一服をくゆらせる男のすぐ前の床の間には、刀掛けに置かれた白鞘の大小と黒い房のついた十手があり、その脇にある神棚の上には握りの部分に藤を巻いた鉄色に鈍く光る十手が置かれている。
 それをぼんやりと見ながら煙管に煙草を詰め替える男の目が、遠い過ぎ去ったものを見つめるかのように細まった。
 男の名は、馬野平助、年は不惑の四十歳、床の間の十手と大小、壁に掛けられた半羽織と縞模様の着物が示すとおり、南町奉行所定町廻り同心で、男の硬直を玉門に咥えたまま痺悦の陶酔境にさまよう女は、五年前にお上から十手を預る身となった元柳橋の名妓、今では江戸で評判の美人女目明しのお竜だ。
 平助とお竜は、浅からぬいんねんで七年前に結ばれてから、同心と目明しという武士と町人の身分の違いを越えて愛し合い、共に江戸市中の治安を守るために夜も昼も激務に働いているが、平助はお竜の切ない想いを知りながら今だに愛しい女を妻にしていない。
 彼は十年前に妻を辻斬りに殺されて失い、以来自由気ままな独り身だが、束縛が嫌いな上に、病的とも言える無類の女好き、然も異常に男の精力が強く、一日に二回は女を抱いて気をやらないと鼻血が出て眠れないという、いまわしい自分のさがが愛するお竜を傷つけることを怖れてのことだった。
 馬野平助というふざけた名前には似合わない、剛直で権力に属せず、剣を取っては南北両町奉行所きっての神道無念流の使い手でもある有能な同心である彼は、筆頭同心や与力たちの上役からは敬遠され、情け容赦ない拷問で捕えた犯罪者どもを締め上げる酷しい吟味のやり方で怖れられ、奉行所の内外に敵が多い一匹狼のはみ出し者なのだ。
 平助という男は、弱い者、貧しい者には情け深い法の守護者だが、悪どい富める商人たち、町のごろつきども、身分や権力をかさに着て暴虐を働く武士たちには、一介の同心の権限を超越して冷酷な法の執行者となる。
 奉行所の上司たちは、馬野平助が密かに奉行が裁くことのできない身分の高い武士や豪商たちを自分の手で処刑していることや、捕えた美しい女たちを奉行所の吟味部屋ではない秘密の場所で、凄まじい拷問を加え、思いのままにりょうじょくして歪んだ快楽にふけっていることに薄々気づいているが、暗殺の報復を怖れて誰も手が出せずに黙認している。
 だがそんな型破りの無頼同心にも数少ないが力強い味方がいた。
 その一人は、彼の剛直さと有能さを買う南町奉行の細川越中守敏之と、彼が心血を注いで町の人々から親分と敬意をこめて呼ばれる名女目明しとなったお竜、そしてもう一人はお竜の部下の下っ引代わりを勤める、元は凄腕の盗賊だが平助の配慮で死罪を免れて密偵(今でいう刑事お抱えの情報屋タレコミヤ)となった芳三という男の三人である。
 これは奉行と馬野平助二人だけの密約だが、奉行の権限の及ばない悪質な犯罪者の闇の処刑という、奉行公認の殺しの許可証が与えられているのだ。
 相手が手練の武士の場合は、平助の神道無念流の剣がうなり、町人の場合はお竜の手裏剣と鋭い両刃を仕込んだ十手、芳三の皆殺しの凶盗働きで鍛えた縄さばきが物を言うという寸法である。
 罪を犯して捕えられた美しい女の責め問い、つまり拷問とその後の邪悪な快楽の凌辱は、お竜の家の地下にある地獄部屋で、平助に勝るとも劣らない女好きで残酷なお竜と芳三が協力して行い、タップリ美女の体を痛めてなぶり尽し、自白の調べ書を取った上で正式に奉行所へ届け、伝馬町の女牢送りにする手筈になっていた。
 お竜という女は、男には従順で可愛い床上手の好き者だが、美しい同性には異常なまでに残酷になれる千鳥(レズプレイ)好みの両性嗜好の美しい魔女で、然も江戸美女の番付の上位を占めるあやしい美貌と、小股の切れ上がった二十八歳のみごとにれた肢体の持主でもあり、その上天は二物を与えないどころか、男を思わずよがり泣きさせて狂わせる、すばらしい女陰の肉孔を二つ持ち合わせたいい女なのだ。
 
 
 
 
〜〜『淫虐同心御用帳〜闇を斬り、女を裂く〜』(砂戸増造)〜〜
 
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