官能小説販売サイト 赤松光夫 『若妻不倫日記』
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赤松光夫    若妻不倫日記

目 次
第1話 不倫のおののき
第2話 感じる新粘膜
第3話 ひとり寝の愛戯
第4話 喪服に染まる時
第5話 ジェラシー感度
第6話 温泉スワップ
第7話 オモチャに夢中
第8話 不倫いじめ
第9話 二人だけの遊び
第10話 究極の下半身味
第11話 ヘンなのかしら
第12話 パンスト破り
第13話 レイプ遊び

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   第1話 不倫のおののき

     1

「車もファッションの時代です。奥様には、この車がぴったりです。エレガントな奥様には、エレガントな車を。ずっと以前から、ぜひ奥様には、このターボ車をお買いあげいただきたいと思っていました。これに乗った奥様のお写真を、ぜひぼくの顧客に配らせていただきたいとさえ熱望していたんです」
 新車のハンドルを握っている香取夏子は、セールスマンのお世辞とわかっていても、甘い雰囲気に、体が自然に痺れて、震え出しそうになる。助手席にいるのは、三揃いをきちんと着込んだセールスマンの片岡。かすかにオーデコロンの匂いを漂わせている。
「もう少しハンドルの握り方を」
 突然、夏子の白い手の上に大きな手を乗せてくる。夏子は体がほてり、なにかが体の芯から湧きあがって来て、めまいのようなものを感じた。夏子の乗っている車は、試乗用の新車で、隣の片岡は、夏子の家によくやって来るカー・セールスマンである。
「車はなんといっても乗り心地です。奥様だっておわかりでしょう。乗せる気持ちに乗る気持ち……」
 手の中が汗ばんできて、百キロで走っていながら夏子は、車が宙に浮いているようなこころもとなさ。セールスマンの口先に、負けてはならないと思いながらもつい酔わされ、お酒を飲んだ時のような気分にさせられている。
「でも、お値段がずいぶん高いんですもの」
「奥様。女性でも、いい女はそれだけの値打ちがありますよ。もちろん、憧れの奥様のこと、思いきった割引はいたします」
「でも、一割じゃとても」
「しかし、ビジネスサイドでは、もうそれでギリギリなんです。でもぼくは、奥様のために、もうビジネスなんかどうでもいいと思っています。もし奥様が本当にこの車をお気に召して乗ってくださるのなら、ぼくは自腹をきります。あと、十パーセント」
「本当に」
「本当です。でも奥様、その代わり、ぼくは奥様のカーに乗ってみたい」
 片岡が、細っそりした夏子の赤いドレスの肩に頬を寄せて、艶のある黒い長い髪に、春風のような息を吹きかけながら囁いた。夏子は、二十八歳。結婚四年目の人妻。熱い血が、再び体の中を巡っている。
 なぜかさっきから、下半身のスキャンティが濡れて、甘い匂いが漂いそうで、心配になっていた。しかも彼とこうしていても夫の顔は思い出さず、学生時代に経験した思い出が、酔いに拍車をかけていた。
 夏子がバージンを失ったのは、車の中。大学生時代の先輩であった。その時の思いが重なっている。初めての浮気も、また車の中だろうか。片岡の手が、膝の上に伸びてきた。そっと、腿の上をなでている。それで冗談ぽく、「ダメよ」と払おうとしたが、体がこわばって、ハンドルから手が離れない。
 再びジーンと、腰のあたりが痺れ、モヤったものが噴き出してくる。夫の栄作は関西出張中で、明後日まで帰って来ない。
「なんて素敵な足なんでしょう」
 無言は肯定と思ってか、しばらくすると、大胆にドレスの裾をめくり、ストッキングの上から、膝小僧をなでようとする。
「なになさるの、危ないわ」
 消え入るような声でいって、一度は片岡の手をのけた。しかしまたすぐ彼の手が膝小僧をなでる。ジーンと股の奥が痺れて、もうなにも逆らえない。
 それを確かめた片岡の手が、奥に入ってくる。パンティストッキングを穿いているから大丈夫。そう思うが、彼の手がシャクトリ虫のような感じで、一寸刻みに奥へと忍び込んでくると、胸がつまる。バージンを失った時の彼の手もそうだった。しかしあの時は、不安であったが、今度はなにかを期待している。
 体が男を覚えているからだろう。夏子は決して自分を、淫らな女だとは思っていない。しかし、好奇心はある。夫と最初の男とは、性格も体つきも違うし、彼女の横にいる片岡も違う。どちらかといえば、きりっとした長身の二枚目。セールスマンとは思えない知的なマスクをしている。
 ついに彼の手が、股上のつけ根まで達した。どうしたらよいのだろう。車は走っている。だからこれ以上、なにも起こりはしない。ただハンドルを握り、前方を見つめ、夏子は車と一緒に火の玉のようになって走っている感じ。パンティストッキングの上から彼の指先が、花びらの切れ間に沿って動き始めた。指先が強く弱く変化し、体がとろけそうになって、思わず呟いた。
「いやよ、いや。危ないわ。知らないわよ」
 片岡の手がギュッと、強く股上のふくらみを握りしめた。そして、「つぎのランプで降りましょう」と、囁いた。

     2

 ランプを降りた所で、片岡が、運転を代わった。
「どうするの」
 不安なまま問いかけると、
「今日は、奥様に一日つきあうつもりで出て来ました。ぼくの行く所へ、黙ってついて来てください。とにかく、食事でもしましょう」
 彼の言葉を黙って聞いていると、車は五分ほど走った所で、湖畔にあるホテルの駐車場に入った。
〈なにが待っているのかしら〉
 恐る恐る夏子は、車を降りた。
 フロントで部屋をオーダーしている。スライドに灯りの点いている部屋が、空き部屋らしい。みんなベッドがあり、胸がいっぱいになった。
 ラブホテルらしい。促されるままエレベーターに乗り、片岡とともに六階の部屋に入った。
 結婚四年目、性体験は六年、かなり長いように思うが、夏子はまだ、ふっきれないものが、夫とのセックスにあった。本で読んだり聞いたりすることと、かなり違っていた。そして、いつもはぐらかされた感じになることが多い。
 二人の間にまだ子供はなく、一度病院で診てもらったことがある。多少両方に欠陥があるといわれた。それで、避妊らしいことは、まったくしていなかった。
 そんなこともあり、夏子は、まだ自分の体に、どこか未発達の部分があるのかもしれないと思う。挿入されても、ワギナの奥で快感を感じることがほとんどない。むしろ、力ばかりがかかって、苦痛のため醒めていくことさえあった。それに比べ、クリトリスの方は、それだけでうっとりとなり、全身が痺れたような状態で、頭頂から甘い歓びが揮発していくように感じる。
 それは学生時代からのオナニーでも、経験してきたことであった。正直なところ、結婚して、それ以上の歓びを得られずに失望さえした。ただ自分でオナるより、男にしてもらう方が、より燃える。
 特に、その部分を指だけでなく、舌でクンニリングスしてもらうと、甘い快感が、体に満ち満ちてくる。そして長いうっとりした時間ののちに、体からかげろうがたつようになって、最後に赤く青く白くなる光が、子宮から頭の先へ抜けようとする。その直前、夫のものを膣内に挿入してもらうと、より充実したセックスが味わえた。
 それ故に、夏子にとっては、よくも悪くも夫の男性自身は、それだけの存在であった。しかし、ほかの人はそうではなく、ペニスと粘膜自体の感触がたまらないという。だがそのたまらないということを、まだ夏子は経験したことがなかった。
 妻の方がそうだと、夫の方も自然膣内行為は少なくなる。肌を吸ったり、噛んだり、手や舌で触れることの方が多く、ほんの最後の一瞬だけに、不満も多いようだった。それで自然彼にクンニリングスされている間、夏子の方もたまには夫のものを口に含んで、しゃぶったり、出し入れしたり、あるいは舌先で丹念に、フクロの方から裏側、そしてくすぐったい微妙な感覚を伝える股間の方へと、舌を這わせたり、自分にしてもらうのと歩調をあわせたセックススタイルをとることが多かった。
 
 
 
 
〜〜『若妻不倫日記』(赤松光夫)〜〜
 
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